サフィールの「サフィールノワールクレム 1925」を使ってみた。

古靴についてメインに書いてる当ブログですが、以前書いた
ENGLISH GUILDの「Bees Rich Cream」を使ってみた。
M.モウブレイの「クリームナチュラーレ」を使ってみた。

この2記事からの流入が意外とあります。

ただ非常に申し訳ないのですが、実は現在、僕はこの2つのクリームはほぼ使っておりません…。

というのも、Saphir(サフィール)の「サフィールノワールクレム 1925」に絶賛浮気中だからです←

さて、これがサフィールノワールクレム 1925。
万年筆のインクを思わせる入れ物。
カラーは一番ベーシックなニュートラルです。
このサフィールノワールクレム 1925、最大の特徴は「シアバター」が配合されていること。
クリーム自体は少し固めなのですが、シアバターが配合されていることで磨くと熱で簡単に溶け、スムーズに靴に浸透していきます。
またシアバターは保湿力も高いのでクリームの持続効果が長く、一度磨くと他のクリームより長時間綺麗なツヤを維持してくれます。

また個人的に気に入っている点は、ツヤの粒子がとても細かい点です。
iPhoneのカメラではお伝えできないかもしれないですが、クリームを革に乗せ磨き始めた時に、明らかに他のクリームよりツヤの粒子が細かいように感じます。
新品の靴だろうと、古靴だろうと細かい粒子が革に浸透し、綺麗なツヤを生み出すため現在このクリームに絶大な信頼をおいております笑

試しにグレンソンのマスターピースを磨いてみました。
粒子の細かさが伝わるかわかりませんが、こういう感じです。
ビーズリッチクリームに比べ、上品なツヤを出せるように思いますね。


買ってから何気に3ヶ月くらい経ちますが、気に入って磨きまくってるのでもうクリームの残りが少なくなってきました。ビンの底が見えます。

まとめると、
・とにかくツヤを出して靴をビカビカに光らせたいなら→「ビーズリッチクリーム」
・ツヤよりも保革重視。あとコードバンを磨くなら→「クリームナチュラーレ」
・ほどよい上品なツヤとシアバターの保湿力を求めるなら→「サフィールノワールクレム1925」
って感じでしょうか。

使用感に関しては個人差があるのでアレですが、この3つだと僕はサフィールノワールクレム1925をオススメします。
先ほども言いましたが新品、ヴィンテージ問わず使えて万能なクリームに仕上がってると思いますので気になった方は試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに池袋の東急ハンズにはサフィールノワールのコーナーが作られていました。
こうやって見るとオシャレですね。

Unknown

最近温泉が好きです。

2 件のコメント:

  1. サフィールノワールクレム1925はいいですよね。僕もこの前購入し、質の高さに驚いていた所です。
    サフィールは元々、靴用のクリームではなく家具等の補色クリームを作っていたようですね。その時のノウハウが靴クリームにも活かされているのだと思います。

    池袋のサフィールコーナーは常設ですか?羨ましいです。
    名古屋の東急ハンズは、サフィールの方が店頭で靴磨きをする時だけサフィールコーナーが出来ます。(通常時は他の製品と同じように棚に並んでいるだけです)。

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    1. リョウさん
      サフィールノワールクレム1925良いですよね。リョウさんの記事を読んで5分置くことを知りました。(まだ実際にはやってないのですが。)

      池袋のやつは常設のようです。まあクリームはまだありますし、ブラシ類は意外といいお値段するのであまり用はないのですが笑
      ただ靴磨きの実演をやってるとこは見たことないので、それは羨ましいですね!

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