持ってる靴30(johnston&murphy ARISTOCRAFT Uチップ)

今回は僕のブログでは初めて扱うメーカーです。
アメリカ靴の中では定番も定番なのですが、なんか機会がなくて今まで持っていませんでした。

タイトルを読んでお分かりの通り、「johnston&murphy(ジョンストン&マーフィー)」です。
ジョンストンとかジョンマーとか呼んだりしますね。

johnston&murphyの歴史についてはSUPER8SHOESさんのブログで紹介されていますので参考にしてください。
→「Meet Their Maker

160年以上の歴史を持ち、第13代以降のアメリカの大統領が履いていたのもこのjohnston&murphy。

まあ今のjohnston&murphyはほとんどアメリカでの生産はしていないですし、クオリティも昔に比べ下がっているので買うなら昔のものを買うのをオススメします。

さてそんなjohnston&murphyですが、FlorsheimのImperialのように上級ラインが存在します。
その名も「ARISTOCRAFT(アリストクラフト)」。
どのメーカーにも言えることですが、上級ラインの名前ってかっこいいですよね。
ロゴはこんな感じです。
写真は借り物の靴です。今回紹介する靴ではないです。
ちなみにこのARISTOCRAFTラインの中に、「HAND MADE」ラインというさらに上級ラインがあるんですがこちらは出来が別格だそうでいつか欲しいなと思っております。


長くなりましたが今回の靴はこちらー。
johnston&murphy ARISTOCRAFT Uチップ
アッパーは久しぶりのサメですね。
ロゴは消えかかっておりますがARISTOCRAFTラインです。

こちらの靴は某古着屋さんで全品半額セールをやってた時に5700円で発掘しました。
まあ他はあんま大した靴は置いてなかったのでこれがARISTOCRAFTって気づかなかったのかなー。

あと写真を見てお分かりの通り、状態があんま良くなかったんですよね。
ということで、今回は僕の少ない技術でこの靴を綺麗にしたいと思います笑
さっきのボロボロの写真をもっかい見直しておいてくださいね!

使う道具は汚れ落としとクリームエッセンシャル。
アッパーがサメなので普通の靴クリームよりはクリームエッセンシャルの方が合うと思います。
左:ステインリムーバー(汚れ落とし)
右:クリームエッセンシャル
あとコバの色も落ちまくっているので先日紹介したコバのクリームも使います。


まずシューキーパーを入れて、馬毛ブラシで汚れをかき出していきます。
サメ革はボコボコしてるのでブラシは念入りにかけた方がいいです。

そしてリムーバーで古いクリームを取ったあと、クリームエッセンシャルを布で塗りこみ豚毛ブラシで広げていきます。


そしてコバを塗って乾くのを待ちます。
片方だけ綺麗にしてみたので比較してみましょう。
向かって左:手入れ前
向かって右:手入れ後
向かって左:手入れ後
向かって右:手入れ前
近づくとよくわかりますね。
汚れを取ってクリームをいれると、向かって右のように綺麗になります。

どうでしょうか?
ボロボロの状態でもきちんと手入れすればけっこう綺麗になると思います。
古靴は良い靴でもホコリまみれで発掘されることがよくあるんで、色んな手入れの仕方を知ってると良いと思いますよー。

ちなみに両足綺麗にするとこんな感じになりました。

サメは雨や傷、汚れに強いのでこの梅雨時期には活躍する靴だと思います。
見た目がちょっと万人受けしないですけどね…笑

Unknown

最近温泉が好きです。

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