持ってる靴29(Florsheim ロングウイング 特別編)

今回は昨日届いたばっかの靴をご紹介します。
スペシャルな靴なんで、昨日今日と写真撮りまくっててまだ履いてません笑

きっかけは同じ古靴好きのナオキさんのこの記事。
→「古靴小ネタ その2 ~超ロイヤル編~

いつもだと、こういう靴を手に入れた~系が多いんですが(FrenchShrinerの悲劇は別として笑)、今回は足のサイズは合わないけどすごい靴だからレポってきたよ!という内容だったんですね。

ふんふんと読み進め、まず目に止まったのが靴のサイズ。

大体こういうのってサイズがでかくてUS10DとかUS11Dとかそういうオチになりがちなんですが、記事によるとUS7C!マイサイズ!欲しい!


でもなーどうせこれお高いんでしょう?2万5000円、へたしたら3万円はいくんじゃないのとか思ってたら、最後に「13,800円(税抜)」という驚きの発表が。えぇ、安すぎない…?


ナオキさんにこの靴についてお伺いしたところ、レポった日から多少日が空いてるとのこと。
もう売れてるんだろうなーとか思ったんですが運良く残っており、ほとんど悩むことなく購入に至りました。


ということで届いた靴がこちら。
(今回はそういった経緯、届いた靴の特別感から外で撮影を行っております。特別編です。)
Florsheim Royal Imperial
US7C

この靴の素晴らしさはナオキさんのブログで詳細に説明されておりますので、割愛させてもらいます。
今回これを手に入れたことで個人的に興味が湧いてきたのが、フローシャイムのインペリアル系の年表です。


自分のブログでも以前書きましたし、他のブログでもよく議論されていますがフローシャイムのインペリアル系の年表はいまだに不明な点が多いです。
大雑把にいうと60年代がVarsity、70年代がImperial Quality(I-Q)、80年代がRoyal Imperial(R-I)と思われていますが、最近いろいろなブログを読んでみたところどうもちょっと違うようです。

主に以下の記事を参考にし、簡単な年表を作ってみました。

インペリアル系の年表(仮)

まずVarcityは1950~60年中期あたりまで作られていたと思われます。
上の記事で紹介されていたVarcityが66年製、僕のVarsityは67年製でしょうか。
50年モノのVarcityの情報がないのでそれぞれ56年製、57年製の可能性も否定はできないですが…。
Varsity
1967年?9月製


そして実はフローシャイムは60年代中期にすでにR-Iの商標をとり、R-Iを発売しています。
昨日届いた靴がまさにこの時代の靴です。
1967年にフローシャイムが創立75周年を迎えており、その時の記念のような形でR-Iが登場したようです。
ここで登場したR-Iはかなり気合が入っており、後に再登場するR-Iとはクオリティが全然違いますし、小窓も黄色ではなく、I-Qでお馴染みの緑色のものが付けられています。
R-I
1968年1月製


また1963年8月にはI-Qのロゴが商標登録されているようです。

つまり、
1963年あたりにI-Qが登場し、1967年の75周年記念でR-Iが限定的に登場。
その後R-Iは70年代後期に再び登場し、I-Qと並行して製造。
そしてメーカーはR-Iに力を注ぐようになりI-Qは消滅していった。

こんな感じでしょうかねー。


ちなみに僕のI-Qは恐らく1975年7月製。
ナオキさんのブログを読んでみると、60年代のI-Qは羽根部分が丸いみたいな話もありますね。
I-Q
1975年7月製

ふー…書いてて疲れましたw
自分でも最近この話題について混乱していたので簡単にまとめてみました。
間違ってる部分もあろうとは思いますが、フローシャイムファンの方は参考にしてください。


さて、難しい話はさておきこの3種類を揃えて持っている方はなかなかいらっしゃらないんじゃないでしょうか。
珠数が少ないVarsity、限定発売気合入りまくりのR-I、フローシャイムの大定番I-Q。

では、ここからは外で撮影したこの3兄弟の写真をお楽しみください…笑
カカト部分のデザインの違い、インソールのロゴの違い、ブローグ(飾り穴)の大きさの違い、羽根の形状の違い…などに注目してみてくださいな。

手前からVarsity、R-I、I-Q。



(この写真が一番気に入っています笑)

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
そしてナオキさん、この靴に出会わせていただきありがとうございました!

kaya shu

最近温泉が好きです。

5 件のコメント:

  1. 届きましたね!
    いやー、この三兄弟は本当見応えありますなー。色味もバリエーション豊かで素敵じゃないですか。
    長年やってるコレクターとかならまだしも、かやしまさんの年齢でこのラインナップ揃えてる人はまず他にいないでしょうw
    今回これの仲介役ができて本当に嬉しいです。自分サイズだったら絶対に欲しかっただけに、ちゃんと価値を理解して大切に履いてくれる人の手に渡って欲しかったので。
    まだ履かれてないということですが、願わくばサイズもきちんと合って長く履いて頂けることを。

    インペリアル周辺の考察も面白かったです。
    べじたんさんとこの広告によれば、商標登録は63年頃ですが57年にはインペリアルという名前が出ているので、ひょっとしたら50年代に作られたインペリアルがあるかも知れないのですが、見たことないですね。
    丸羽根で、アルファベットの末尾がH以降のKenmoorとか出てきたら50年代の可能性あり…みたいな。見てみたいですねー。
    最近見た中で一番古かったのはこれ、多分63年のデッド。
    http://bridge099.exblog.jp/21870883/
    この辺だとソールは木目じゃないんですね。

    あと、本来は前回の記事にもコメントしようと思ったんですが何か上手くいかなかったのでここでまとめて…
    Knappもこれいい靴ですねー。写真からも如実に伝わる革質の良さ、ソールのセクシーさ、たまりませんなぁ。
    外くるぶしの所が低く作られてるのも、Aldenのモディファイドラストなんかもそうみたいですが、自分もそこで悩まされることが多いだけにポイント高いですね。
    いかにもアメリカっぽい工夫…とか言って他の国の靴はあまり知らないんですけどねw

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    1. コメントありがとうございます!この後自分の足を入れてみましたが全く問題ありませんでした。革が厚いので徐々に慣らしていこうと思います。

      50年代のインペリアル…存在するなら是非見てみたいですねー。そして相変わらずBRIDGEさんはすごいもの掘り出してきますねw

      Knappはドレスシューズが意外と良く出来てますよね。そうそう、現代だとオールデンのモディファイがまさにそうですね。あれそういえば結局オールデンのモディファイドラストは購入なさらないんですか?笑

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  2. 実はAldenもう予約してるんですよ。ANATOMICA別注のやつを。
    何せ入荷が来年なんで気の長い話ですが…w
    俺なりのこだわりで選んだモデルなので入手したらまた詳細に紹介しますです。

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  3. はじめまして。
    かやメモさんのブログが大好きで、年末にインペリアルクオリティを入手し、
    検索で辿りついたのがきっかけで、毎回楽しませてもらってます。

    アレンエドモンズやオールデンといった、名門ブランドの存在を知ったのもかやメモさんのおかげで、
    今までドレスシューズに興味がなかったのですが、すっかり好きになりました。
    豊富な知識にすっかり感服しております。

    今回のフローシャイムの特別編、貴重なコレクションを楽しませてもらいました。
    60年代のフローシャイムはやっぱり、かっこいいですね。

    今は大学受験期で、なかなか靴に出費ができませんが、
    受験が終わったら、かやメモさんに習い、色んなブランドに触れてみたいです。
    これからも楽しみにしています。

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    1. はじめまして!
      ブログを読んでいただきありがとうございます。
      靴に興味のない人や古靴の情報が欲しいという方に参考にしてもらえればなという思いで始めたのでこういうコメントをいただけるのはとても嬉しいです。

      大学受験期ということはあと半年くらいの勝負ですね。僕もつい先日までつらいつらい就活をやっていたのですが、勉強の合間に靴磨きをしてよく気分転換をしていました笑
      毎日靴が綺麗だと気分もポジティブになりますしね!

      受験がうまくいくことを願っています、頑張ってください!そして今後もうちのブログをよろしくお願いします笑

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