Allen EdmondsのSanford サイズは7 1/2D |
前回はガラスレザーでしたが、 今回はタンニンレザーです。 |
トゥが減ってたので一度リペアしてあります。 |
さて前回と型は同じわけですが、決定的に違うのは革の種類。
そこで今回は革についてちょこっと触れてみようかと思います。
僕もあまり知識がまだない分野なので調べ調べ書いてます笑
まず、動物の「皮」を腐らないようにしなやかさを失わないように加工してはじめて「革」が出来上がります。
この加工する工程を、「なめし」といいます。
つまり、動物の皮をなめすことで、僕達が普段使っている「革」になるわけです。
このなめしという工程は、大きく2種類に分けられます。
①タンニンなめし
②クロムなめし(金属なめし)
①タンニンなめし…植物の樹皮、根、葉などから抽出した植物タンニンを用います。
特徴としては、経年変化が起きやすいことでしょうか。
水が染み込みやすく、また染み込んだ部分は柔らかくなります。
また日光に弱く、その分使っているうちに風合いもでやすくなっています。
②クロムなめし…植物タンニン液のかわりに、塩基性硫酸クロームを用います。
タンニンなめしに比べると革の味みたいなのはないですが、水に強く柔らかく伸びもよく、また製造コストも低いので財布や手袋などいろいろなものに使われています。
ナチュラルさが売りのタンニンなめし、凡用性が売りのクロムなめし、という感じでしょうか。
実はタンニンなめし、クロムなめし両方の特性を併せ持つ「混合なめし」というものもあるのですがこれについてはいずれ触れようかと思います。
ちなみに今回紹介した靴はタンニンなめしの靴なので、雨の日に履くと死にます笑
大事に履いててもこういうシミがつくのは避けられないです。 |
この記事を書くにあたって、なめしやなめしをした牛革の種類を調べたんですが、あまりにも種類が多かったのでリンクを貼っておきます笑
興味ある方は参考にしてみてください。
「牛革の種類と説明」
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