持ってる靴6 (Allen Edmonds Sanford)

「アメリカ靴」と聞くと、日本ではたいてい「Alden(オールデン)」というシューメーカーの名前が挙がります。
数年前から日本ではブームになっており、アメリカ製の高級靴の代名詞になっています。

それでは、本国アメリカではどうでしょうか?
アメリカで一番有名な革靴といえば、間違いなく「Allen Edmonds(アレンエドモンズ)」でしょう。
アレンエドモンズは世界で一番豪華で履き心地の良い、手作りの靴を作りたい、という夢のもと1922年に創業しました。

ではなぜアメリカでアレンエドモンズは支持されているのか?
その理由は2つあるかと思います。

①革靴とは思えない履き心地の良さ
革靴には土踏まずの部分に、「シャンク」といわれる硬い芯のようなものを入れます。
人間でいうと背骨みたいなものでしょうか。
素材は強化プラスチック、鉄、竹などの種類があります。

しかし、アレンエドモンズの靴にはこの「シャンク」がありません。
硬いシャンク使わずクッション材のコルクを底の全面に使っているので歩くたびに足にぴったりくっついて曲がる、とても履き心地の良い靴が実現されています。


②サイズの豊富さ
アレンエドモンズは様々な足の形のお客様に対応できるように、サイズをUS5(23㎝)〜US18(36㎝)まで、またウィズもAAAA〜EEEまで取り揃えているそうです。
ここまでサイズが豊富だともうオーダーメイドに近いんじゃないでしょうか。


さて、前置きが長くなりましたが今回紹介する靴はこちら。
アレンエドモンズのSanford
サイズは7D

これはセミブローグですね。
これもヤフーオークションで買いました。
色味はバーガンディ(ワインレッド)です。
一度オールソールされているようです。
ソールが減っていたようで前の持ち主の方がオールソール(靴底の張替え)をしているようです。

また、かかと部分などにけっこうこすった傷が入っていたので、前の持ち主の方は履きグセがあまり良くない方だったようです笑

履きグセが悪いと靴同士がぶつかり靴の内側に傷が入りますし、サイズが少し大きい靴を履いている方や足をよく組む人も靴の内側に傷が入りやすいです。
僕もあまり履きグセが良いほうではないです笑
靴をたくさん持っている靴好きな方でも、履きやすさはアレンエドモンズが一番だ、と言う方は多いです。
実際僕も履いてみてその履き心地の良さに感動しました。足に靴がピッタリくっついてきますよ。


ところでアレンエドモンズの靴で一番有名なものに、「Park Avenue(パークアベニュー)」という靴があります。
Park Avenue(パークアベニュー)
この靴、アメリカ大統領がホワイトハウスに初登庁時に履く靴として有名です。
ロナルド・レーガンやブッシュ親子、ビル・クリントンなど実際に就任式ではこの靴を履いていたそうです。
画像を探したのですが意外と足元まで写っている画像が見つからなかったので、動画ニュースのリンクだけ貼っておきます。
「Allen Edmonds, Shoemaker To Every President Since Reagan, Hopes Obama Dons A Pair During Inauguration

アレンエドモンズ、是非覚えておいてください。

Unknown

最近温泉が好きです。

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