革靴とシャンパン

突然ですが…。
草彅剛主演の「独身貴族」というドラマはご存知でしょうか。
ドラマ自体は僕は見てないのですが、高級靴をたくさん所有しそれを磨くシーンがよく登場していたらしいんです。

そこでちょっと番組のことを調べていると気になる一文を発見しました。

「飲んでいたシャンパンをクロスに少し垂らして70万円の靴を磨く守の“貴族”ぶりと、おしゃれで華やかな映画業界、そこで繰り広げられる複雑な恋模様が見どころのラブコメディです。」

…シャンパンで磨くの????
まじかよと思いつつ調べてみると実際にこういう貴族な世界があるそうです。
そこで今回はそんな世界をご紹介したいと思います笑


「シャンパン 靴」でググると真っ先に出てくるのがフランスの名門ベルルッティ。
ここの靴はかなり独特で、パティーヌと呼ばれる独自の染色技術で油絵のような色合いの靴を製造しています。
1895年にパリでアレッサンドロ・ベルルッティという方が創業をしているのですが、このベルルッティ一族は「職人であり芸術家」という2面性を持っていたため、履くためというより芸術作品に近いオブジェのような靴を現代まで製造していると思われます。

現在は4代目のオルガ・ベルルッティという方になっているのですが、年に一度、「クラブ・スワン」というパーティを催すそうです。
ここにはベルルッティ愛好者たちが招待され、ディナーのあと高級シャンパンを使って靴を磨き、月の光に当てて乾かすそうです。もう書いてて意味がわからなくなってきました。

(あ、一応補足しておきますと、ここでいう「磨く」とは「鏡面磨き(ハイシャイン)」のことだと思われます。
普通の靴磨きだと汚れを落として靴クリーム塗って乾拭きして終わりですが、さらに靴を光らせたい場合に「鏡面磨き(ハイシャイン)」と呼ばれる工程が加わります。
この鏡面磨きをする際に通常は少量の水を使うのですが、貴族たちは水ではなくシャンパンを使うよって意味ですのでお間違いなく。。)

さてここまで読んでくださった方は、「じゃあシャンパン使うメリットってなんだよ??」って思われてるかもしれません。
僕もあまりにかけ離れた世界なので(しかも普段鏡面磨きとかしない笑)ちょっとわかりかねるのですが、ネットで調べた結果、「アルコールによりクリームを馴染ませ、糖分でツヤを与える」ことができるそうです。
加えて、ベルルッティはヴェネチアレザーという普通とは違う革を使っているのでそれがシャンパンと相性がいいのかもしれないですね。
ベルルッティ以外だとあまり効果がない気がします。


ちなみにですが、皆さんは「シャンパン」と「スパークリングワイン」の違いは説明できますか?笑

実は「シャンパン」というのは「スパークリングワイン」のうちの1つのカテゴリーです。

・フランスのシャンパーニュ地方で造られたもの。
・フランスのワインの法律の条件(地域やブドウの品種、栽培や伝統的製法)を満たしているもの。
この2つをクリアすると「シャンパン」を名乗れます。

ただ気をつけたいのが、
・シャンパンだから品質が高い、美味しい。
・スパークリングワインだから品質はそこそこ。まあまあ。
こんなイメージを日本だと抱きがちですが必ずしてもそうではないので、靴同様、イメージに惑わされず自分の感性を養っていきたいですね。

kaya shu

最近温泉が好きです。

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