1875年創業のシューメーカーです。
ここの靴は独特ですねー。
もともとジャズミュージシャンがステージなどで履くのに愛用していたメーカーで、そのせいか紫やグレー、赤、白など派手な靴が多いです。
またアッパーにもカーフではなくキッドスキンを使用している靴が多いのも特徴です。ヘビ革を使っているものも昔見たことありますね。
靴の作りとしてはまあ一般レベルといったところ。
アメリカ靴の中ではやや華奢なイメージでしょうか。
古靴の中では決してクオリティが高い！というわけではないですが、その色使いや革使いに魅了されたファンが一定数いるのも事実です。
個人的には雑誌なんかで取り上げればモード系の服が好きな人にウケそうな気がするんですがどうですかね。
さて今回の靴はこちら。
スエードと型押しレザーのコンビシューズです。
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| サイズはUS8D |
ソールのくびれも綺麗です。
正面からだとわからないですが、ソールの土踏まずの中央部分が膨らんでいます。
僕が持っている靴だとNetteltonが同じ仕様なのですが、こちらも作りが凝っていますねー。
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| ソール |
リフトはめちゃくちゃ高さがあります。以前紹介したFlorsheimのDesigners Collectionに似てますね。
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| リフト |
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| ロゴはこんな感じ。 |
インソールには「UNION MADE」マークと一緒に、「DAYTON COMB.」と書かれていますね。
さて最初にステイシーアダムスってそこまでクオリティは高くないみたいなこと書きました…、
が、いわゆる「黒タグ」が付いている時代のものは良い靴が多いです。
実際今回紹介した靴もその「黒タグ」仕様です。
黒タグは60年代頭くらいまで作られていた、というのが僕の認識なのですが厳密には移行期が曖昧のようです。
詳しくはeuropeanblendさんの記事を御覧ください。
→STACY ADAMS Kidskin Ankle Boots
今回の靴はいつくらいの靴でしょうね。
50年代にはかかってないような気がするので、60年代頭くらいの靴ですかね。
まあサイズが8Dなので僕は履けないですが笑
欲しい方いましたらご連絡ください笑
追記（11月21日）
europeanblendさんに、この靴の当時のADを見つけていただきました。
アドレスを見ると1964年のADのようです。
モノクロで見た時とカラーで見た時の印象がぜんぜん違いますね笑
ステイシーの靴、新しいのは古着屋でよく見ますけど、遠目で見る分にはかっこいい靴ですよね。
返信削除かなり細身のイメージがあるので、日本人には難しい感もありますが…
この靴もいいですね。一般的なキッドのイメージとちょっと違いますけど、このケレン味たっぷりな感じは紛れも無くステイシーというか（笑）
８Dでコンビといえば…あのお方に譲るっきゃないんじゃないでしょうかね…（笑）
遠目とかディスプレイ越しだとかっこいいなーって思う靴多いですよね。いざ手に取るとまあ買わなくてもいいかなってなるんですが笑
削除僕も真っ先にあの方が思い浮かびました笑
でもヤフオクで買ったので、彼のことですしすでにリサーチ済みなのではないでしょうか？笑
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除これ、なにげにスゴイと思います。
返信削除http://blog-imgs-50-origin.fc2.com/g/e/o/georgiaathens/stacy1964.jpg
これではないでしょうか？
ステイシーはおっしゃるとおり、クオリティがイマイチな印象がありますが、60sまでは
「ホンモノ」だと思います。70s以降の見た目だけステイシーの中から「ホンモノ」ステイシーを見分けるのが醍醐味というか(^_^) それをかやさんは釣り上げられたわけです。お見事。あの方に連絡してあげてください（笑）
europeanblendさん
削除おお、ほんとですね！その画像、ブログの記事に加えさせてください。
ステイシーはそういう楽しみを持って見てみると、意外と穴場なメーカーかもしれないですね。
実際に比較したことはないのですが、やはり白タグと黒タグの差は大きいのでしょうか？？
このペアは・・・
返信削除私の行きつけの古着屋さんのペアですね(笑)
アウトソールもハンドラブド仕様で黒タグ、でも後年のＳＴＡＣＹ ＡＤＡＭＳのようなスタイルで面白いペアだなと思ってました。まさにあの方へのペアですね(^^)
tomojinさん
削除あきる野市のお店から送っていただきました、お店ご存知でしたか！
独特なペアですよね、独特すぎるのかわりとお安く購入できました笑