夏の自由研究

夏が終わろうとしていますね。
夏といえば「海水浴」とか「BBQ」とか「花火大会」とかなんでしょうが僕はあまりどのイベントにも興味がなく、「夏といえば、ショーツが履ける!」くらいの気持ちしかないため本当に知らない間に夏が終わろうとしています。

車を運転しながらラジオを聞いていると、
「宿題が終わっていない子たちに向けた、今からでも間に合う自由研究特集」
なんてお話が流れてきたりします。


「自由研究かー。今の僕だったらなにするだろう…。」

「手術したとこもだいぶ回復したし、なんか自由研究っぽいことしてみるか。」

と、なんとなくそういう気持ちになりました。
そこで今回は僕なりに自由研究をしてみたのでそれをレポートしたいと思います。




テーマ
「あの噂の”スプレー”を使えば、本当に簡単に身の回りの物の色を変えられるのか。」


1.はじめに
このテーマはTBS系列で毎週日曜朝に放送している「がっちりマンデー!!」で、ある商品が紹介された時からずっと気になっていたため設定しました。

その商品とはこいつ、
「染めQ」

粒子を超微粒化することで素材の奥まで粒子が浸透し、どんなものでも塗装できてしまうというすごいやつです。
しかもスプレーするだけでいいので誰でも手軽にできるらしい。
染めQエアゾール
そんな技術が存在するなら身の回りにあるものがなんだって色を変えられるし革命的じゃないか!だったらその実力をぜひ試してみたい!
僕はそう思い立ち、ホームセンターへ行ったのでした。


2.準備したもの
ホームセンターで買ってきたものはこちら。
・染めQエアゾール(黒)264ml✕1本
・ゴム手袋
・90リットルのゴミ袋
・養生テープ
・マスキングテープ
・マスク
(ちなみにマスキングテープは結局使いませんでした。)
一応スプレーで染色をするのでマスクと手袋で安全を確保し、よそにスプレーが飛び散らないようにゴミ袋で周辺を囲おうという意図で買ってきました。
養生テープは染色したくない箇所に貼って色分けをする用です。(本来はその役目をマスキングテープがするはずだったんですが粘着力が弱かったため養生テープで代用しました。)


3.染色するもの
今回スプレーで染色するにあたって、何を染めようかなーと悩んだのですが革製のトートバッグにしました。
オールレザーのトートバッグで気に入っていたのですが、すた丼を食べに行った時にうっかりシミをつけてしまったんです。
カバンのサイズがが大きいためクリーニングをしようとすると1万〜1万5千円はかかると言われ、そんなにお金払ってクリーニングしてもなあ、でも売ったり捨てるわけにも…、シミが目立たないように染色を頼んだらもっとお金かかるし…って感じで困っていたシロモノです。
aniaryのレザートート
4万くらいしたのでシミを付けた後は扱いに困っていました。
これがそのシミです。
トートバッグを持つとこのシミが正面にくるため意外と目立つんです。
変に色ムラができても困るので迷った挙句、色は黒に染めようとなりました。
さてさて、どうなることか。


4.実際にやってみた
まずは養生テープでマスキングをしていきます。
カバンの内部は金色の金具とかがあるため養生テープを貼っていきます。
また、カバンのシワが伸びていないと染色ムラができると思ったので、中に新聞紙を詰めておきました。
このように貼っていきます。
底鋲も黒にしたくないのでマスキングをしておきます。
マスキングを終え、新聞紙を詰めるとこういう感じ。
そしてビニールで周辺を覆い、染色をしていきます。
染めQの使い方によると、「素材から10~15㎝程に近づけて、素早く薄く色付く程度にスプレーします。」とあるのでまずはそれを参考にしました。
4万のカバンに(無慈悲に)スプレーを吹きかけるこの瞬間、さすがにやや緊張しました。
シュー!
とりあえず一周かけると上のようになりました。
「おお、意外と染まってんじゃん!」と思うかもしれませんが、この段階では光にかざすとまっ黒には程遠い状態でした。
色は確かに入っていくのですが、超微粒化されているため何回も何回も吹きかけないと染まっていかないんです…。
持ち手にも吹きかけますがシワが多い部分はなかなか上手く染まらない…。
染めQを1本使ってこんな感じです。
なんでしょう、黒というより水墨画みたいな水っぽい黒になってます。
まあなんとなくそんな気もしていましたが、染めQ1本では足りませんでした。
こんな中途半端な状態でやめるわけにもいかず、染めQ(264ml)をさらに2本追加です。

そしてひたすら薄く吹きかけては乾かし、朝から始めた作業が夜になる頃カバンはここまで染まりました。御覧ください。


もうカバンも外の景色も真っ黒です。
休みの日になにやってるんだろうって気分になりました。
でも作業の甲斐あってシミも目立たなくなったようです。

養生テープを剥がすとこういう感じで、中も染めた方がいいよなーとか思ってるんですがちょっと保留にしておきます。

…というのもですね、この時点で染めQを3本消費してるじゃないですか。
まだ値段を言ってなかったですけど、染めQって1本(264ml)あたり定価2,160円もするんですよ。

つまりスプレー代だけですでに
2,160円✕3=6,480円
かかっており、しかも中を染色しようとするとさらに
1〜2本(2,160円or4,320円)
の出費がかかってしまい、染色した色を定着させるための「保護ツヤだしスプレー」も必要である可能性があったりして意外と出費が多く、

「あれ、ぼく最初クリーニング費用(1万円〜1万5千円)が出せないからスプレーを吹き始めたんじゃなかったっけ…。」
という本末転倒な状況に陥っております。
なんということでしょう。


5.染めてみた感想
・確かになんでも染色できそうだが、超微粒化がアダとなりちゃんと染めるためには何回も吹きかける必要がある。
・塗り慣れていないせいもあるが意外と黒でも色ムラができたりした。明るい色で染色する場合はたぶんけっこう大変。
・化学製品っぽい臭いがするので換気に注意。でも風が強い日だと10〜15cmの距離で吹きかける間によそに飛んで行く…。
・1本あたりが高い(&色は入るがなかなか染まらない)ため、染色する物のサイズが大きい場合は専門店に出したほうが結果的にお得。(←これ大事)
・僕がこの作業をしている時はなかったが、今はAmazonで染めQが1本1800円くらいで売られている模様。


6.まとめ
最初に立てたテーマと結果を比較すると、確かにどんなものでも染色はできますけど「簡単」ではない気がします。
それは金銭的にもですし、超微粒子という性質的にもです。
トートバッグでもきつかったので、家具とか服とかけっこう大変なんじゃないでしょうか。
もし次もっかい染めろと言われたら、せいぜい「財布」とか「ベルト」を扱いますかね。それ以上大きいのはやりたくないです。


僕なりの自由研究は以上です。いかがだったでしょうか。
「染めQって気になってんだよ、使ってみたい!」とか「染めQで身の回りを俺色に染めてやるぜ!」とか思っていただければ嬉しいです。
真夏に外でマスクつけてシューシューした甲斐があります。

ありがとうございました。

kaya shu

最近温泉が好きです。

0 件のコメント:

コメントを投稿