今日テレビでこの特集をやっていて面白かったので今回はそれをテーマにしようかと!
この、「ロイヤル・ワラント」というのは、「英国王室御用達」という意味を示します。
日本だと、「宮内庁御用達」とかよく聞きますよね。
「宮内庁御用達」の場合、宮内庁が調達したリストを公表しないため、企業側がみずから御用達であることを名乗らない限り、一般人にはその企業が御用達かどうかはわかりません。
しかしイギリスの場合、各王室がある商品を調達したいと企業側に申し出ると、企業側はその申し出た英国王室の紋章をつけることが許されるようになります。
ここが日本とイギリスの違いです。
ロイヤルワラントを示す紋章は現在3種類あり、現在は約800の企業と個人が紋章を所有しているそうです。
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左:エリザベス2世の紋章 中央:フィリップ(エディンバラ公)の紋章 右:チャールズ皇太子の紋章 |
この紋章制度おもしろいのが、免許のように有効期限があります。
5年ごとに一度見直され、紋章を持つにふさわしいかのチェックが行われるのです。
相応しくないと判断されれば紋章は剥奪されてしまうので、企業側も質やサービスを常に維持向上させる必要があるんですねー。
ちなみにこの紋章を持ってる企業には、私たちも馴染み深いものがいくつもあります。
例えば、そう靴好きならお気づきでしょう…。
・Tricker's(トリッカーズ)
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チャールズ皇太子の紋章が見えますね。 |
あとは服好きの方なら(そうじゃなくても)ご存知のメーカーばかりですが、
・BURBERRY(バーバリー)
・DAKS(ダックス)
・ETTINGER(エッティンガー)
・Barbour(バブアー)
・John Lobb(ジョンロブ)
これらも紋章を所有しています。
ほかにも自動車だと、Aston Martin(アストンマーチン)やLand Rover(ランドローバー)。
紅茶で有名なTwinings(トワイニング)、食器で有名なWedgwood(ウェッジウッド)なんかもあります。
紹介しきれないですが、日用雑貨のようなこまごましたものも御用達だったりするのでフルーツジュースとかエビとか額縁とかエンジンオイルとかホウキとか…ほんと種類は様々です笑
僕も以前から欲しいと思っているBarbour(バブアー)なんかは、紋章を3つ持ってたりします。
バブアーのアウターを持ってる方はロゴの部分を確認してみては?
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父親のを借りてきました笑 3種類の紋章すべて持っている企業はとても少ないみたいです。 |
今日のテレビの特集を見るまで、日頃よく買うトワイニングにもそんな紋章があるなんて知らなかったですし、意識してみるとロイヤルワラントの商品が意外と身近にあるかもしれないですね!
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トワイニングにもちゃんと紋章が! まあこれは気づかないですね…苦笑 |
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